せーまん・どーまんが記されているこの石いかりとは

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石神さん参道にあるこの石いかりは…

2018年9月21日

ここ三重県鳥羽市相差町にある、女性の願いを1つ叶えてくれるという神明神社、石神さん参道を歩いているといろんな家、民宿、旅館に、この、せーまん・どーまんがかかれた石いかりが置いてあります。

せーまん・どーまんとは、海女さんの魔除けの印。

星形の印が、せーまん。せーまんとは、星は一筆書きで書くことから、ひといきで潜って元の位置に戻って来れますようにと・・・

格子の印が、どーまん。どーまんとは、格子の目がいっぱいあることから、多くの目で魔物が寄ってこないように見張ってる・・・

という風に言われています。海の中は、魔物が住んでいるといわれており、こういった魔除けの印で身を守っています。

この、せーまん・どーまんが記されている石いかりがおいてある家や旅館は、海女さんが住んでるお宅です。

三重県鳥羽市相差町は、日本で一番、海女さんがいる町です。

参道だけでもこんなにいるのに、町内で、約100人以上 海女さんがいます。

昔は、『石いかり』は、海女さんが息が続くわずかな時間を有効に使うため、石いかりを重り代わりににして、

水深10数メートルという深さまで素早く潜ります。海女の石いかりの前面には魔除けのおまじないの『せーまん・どーまん』の模様が記されています。

海女の家五左屋では、海女さんの魔除けの印である、せーまん・どーまんグッズをいろいろとりそろえてます。

石神さん土産に、無事に戻って来れますようにとせーまん・どーまん グッズ見てってください

 

 

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